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社会のルールを知ったトキ

ミスチルとかわいい女子アナを中心に、好きなものや気になったことを記事にしてます

ミスチル「花-Memento-Mori-」 意味・解釈 ~歌詞から学ぶストレスとの向き合い方~

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前記事の「ありふれたLOVE STORY」に続いて、アルバム「深海」から花を取り上げたいと思います。
1996年、今から20年近く前に発売された11枚目のシングルであり、副題のメメントモリとはラテン語の「死を想え」という意味をもっています。
深く重い楽曲が多く収録された「深海」というアルバムのコンセプトにも合っていますね。

 

 

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「ため息色した 通い慣れた道 人混みの中へ吸い込まれていく」
「消えてった小さな夢を なんとなくね数えて」

という歌いだしから始まります。

 

このため息色という表現ですが、自分の気持ちが落ち込んでおり周りの景色までも色褪せて見えている様子が伺えます。

「見飽きたこの街が クリスマスみたいに光る そんな瞬間 今日も僕は探してる」
という「Melody」の歌詞とは、まさに真逆ですね。

 

 

 

「同年代の友人たちが家族を築いてく 人生観は様々そう誰もが知ってる」


主人公は、20代後半から30代前半くらいの男なんでしょう。周りの人間が徐々に結婚・出産と家族を築いていく頃ですよね。
早い・遅いは人それぞれ、焦ることはない…なんて言葉は聞き飽きています。
やっぱり悲しいし、寂しい。そして徐々に生きることが虚しくなっていきます。


ですが主人公は

「悲しみをまた優しさに 変えながら生きてく」

という考え方をしています。


「負けないように 枯れないように 笑って咲く花になろう
ふと自分に迷うときは 風を集めて空に放つよ 今」

自分を花に例え、前向きに進む様が記されていますが
この歌詞で注目したいなのは「悲しみを無かったことにせず受け入れている」ことでしょう。

 

 

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辛いことを思い出したときの心理テクニックとして、マイナスの感情を『言う・書き出す』などでハッキリと認識するという「エモーシャル・ディスクロージャー」というものがあります。

 

ネガティブな気持ちになったときに
「こんなこと考えちゃダメだ…」 「もっと強くならないと…」

なんて考えると、ストレスも溜まりますし逆にその考えから抜け出せなくなってしまうんですね。
辛い気持ちを自身でしっかりと認識すると、かえって気持ちがスッキリするものです。

 


ちなみにこんな研究結果があります。
アメリカの心理学者であるスペラ博士らは、リストラされた63名の人たちに1日20分ほど“自分の不満や怒りを口にする”ようにさせました。


すると1週間後、彼らは何もさせなかった人たちに比べて明らかに気持ちが明るくなっていたのです。
さらに数か月後、何もさせなかったグループでは再就職率が14%ほどでしたが、不満を吐き出させた
グループはなんと53%が再就職することが出来たのです。

 

もし声に出すことが環境的に難しいのなら、辛い気持ちを文字に書き起こすだけでも効果が出ます。
大切なのは1日に少しの時間でもいいので、『ネガティブなことを考えてもいい時間』を作ることです。

 


「等身大の自分だって きっと愛せるから
最大限の夢描くよ たとえ無謀だと他人が笑っても」


とあるように、辛さや悲しみ、怒り…
マイナスの感情を含めて、全部が自分自身なのです。

辛い気持ちから目を背けずに、そんな自分自身を認めることができたときに
はじめてその感情を乗り越えることができるのだと考えています。

 

 

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「やがて全てが散りゆく運命としても」

「心の中に 永遠なる花を咲かそう」


とあるように、生き物にはいつかは必ず「死」がやってきます。
また、いつどんな事件や事故に巻き込まれるかもしれない世の中です。
「死」は決して、自分たちと無関係なものではありません。

 

そんな辛い気持ちや、死と隣り合わせの運命をも受け入れて…それでも道端で笑って咲く花のように生きてみよう…

 

管理人はこんな風にこの曲のメッセージを解釈しています。

 

おわり