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社会のルールを知ったトキ

ミスチルとかわいい女子アナを中心に、好きなものや気になったことを記事にしてます

【競馬】藤田伸二騎手が電撃引退!!思い出の名馬・名レースを振り返る【ジョッキー】

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札幌開催の最終日である9月6日に、衝撃的なニュースが飛び込んできました!

なんと、藤田伸二騎手が今日付けで騎手免許を返上。

事実上の引退を発表したのです。

藤田騎手といえば、古くはフサイチコンコルドやシルクジャスティスでGⅠレースを勝利するなど、数々の名馬とともに競馬会を牽引してきました。

制裁を食らうことが非常に少なく、特別模範騎手やフェアプレー賞など公正なレースぶりも特徴でしたね。

 

近年はローレルゲレイロやトランセンドで活躍していましたが、ここ数年は大レースでは存在感が薄れていた状況でした。

引退が近いとは薄々感じていたけど、まさかこのタイミングとは…

 

ブログや著書などでジョッキー生活のプライベートなどを面白おかしく紹介してくれていたりと、ファンを非常に大事にするジョッキーだっただけに、今回の引退はとても寂しいです…(´・ω・`)

 

 

今回は改めて藤田騎手の今までの活躍を振り返り、名馬・名レースを紹介していこうと思います。

 【思い出の名馬・名レース】

1頭目  フサイチコンコルド・1996年日本ダービー

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まずはこの馬、フサイチコンコルドです。

父はカーリアン。母はバレークイーン

母のバレークイーンはのちに皐月賞馬アンライバルドなども輩出しています。

 

フサイチコンコルドは非常に体質が弱く、皐月賞やプリンシパルSなどを回避するなどして順調にレースを使えませんでした。

キャリアわずか2戦で臨んだ日本ダービーも、熱発で当日に出走取消を考えるほど…

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武豊騎乗の大本命、ダンスインザダークが1番人気に推されましたが、フサイチコンコルドは7番人気という低評価。

いや、むしろ3戦目ということを考えると人気し過ぎなくらいです。

 

レースでは直線、先に抜け出したダンスインザダークをフサイチコンコルドが徐々に追い詰め、ゴール前でわずかクビ差退けました。

 

この時、鞍上の藤田は若干25歳。

既に数々の大レースを勝利していた天才ジョッキー武豊が成しえていなかった、日本ダービー制覇をやってのけたのです。

 

 

2頭目  シルクジャスティス・1997年有馬記念

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続いてはこちら、シルクジャスティス

父はブライアンズタイム。母はユーワメルド

同じ父を持つ三冠馬ナリタブライアンを管理した、大久保正陽厩舎所属でした。

 

シルクジャスティスはダービーで2着するなど、既にその素質が垣間見えていました。

ですが、秋に迎えた菊花賞やジャパンカップでも善戦するものの勝利までは至っておらず、大レースではあと一歩という歯がゆい成績だったのです。

鞍上の藤田は、常々シルクジャスティスが一番強いと考えており、結果が伴わないのは自分の責任だと感じていました。

そして、次のレースで勝てなければ自ら乗り替わりを志願するつもりだったとか。

 

そんな背水の陣で臨んだ有馬記念。

1番人気に支持されたのは、またしても武豊騎乗のマーベラスサンデーでした。

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抜群の安定感を誇り、夏のグランプリ宝塚記念を制しいよいよ本格化したライバル。

さらには女帝エアグルーヴや名牝メジロドーベルもおり、シルクジャスティスは4番人気に甘んじていたのです。

 

レースではその末脚を必死に温存した藤田騎手。

マーベラスサンデーを前に置いて、ピッタリとマークしていました。

最後の直線でも、ぎりぎりまで仕掛けを我慢して残り200mを過ぎてようやく追い出します。

 

先に抜け出していたエアグルーヴとマーベラスサンデー。

その一騎打ちを制したマーベラスサンデーに、外から猛烈な末脚でシルクジャスティスが襲い掛かります!!

マーベラスサンデーも実力馬。必死に抵抗しますが、並ぶ間もなく一気に交わしたところがゴール!!

 

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ずっとパートナーを信じ続けていた藤田騎手の想いが成就した瞬間でした。

 

 

3頭目  ローレルゲレイロ・2009年スプリンターズS

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続いて、この馬ローレルゲレイロです。

父はキングヘイロー。母はビッグテンビー

藤田騎手が生まれ育った新冠町の村田牧場の生産馬です。

 

ローレルゲレイロはもともと重賞戦線で活躍しており、3歳時にはNHKマイルカップ2着。
古馬になってからは東京新聞杯やGⅠ高松宮記念を制するなどしていました。

 

そんな充実の5歳秋。
スプリンターズGⅠ春秋連覇を目指し、スプリンターズSに出走します。

ローレルゲレイロのレースは、先行して粘りこむスタイル。
今回も4コーナーを回って先頭に立ち、そのまま逃げ切りを図ろうとしていました。


しかし、1頭追い詰めてくる馬が…

名手〝安藤勝巳”騎乗のビービーガルダンです。

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実はビービーガルダンは重賞でローレルゲレイロを破ったこともある実力馬。
猛然と追い込んできたライバルに対し、王者として応戦するローレルゲレイロ。

 

 

2頭は全く並んでゴール板を駆け抜けました。

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10分にも渡る写真判定の結果、勝利の女神がほほ笑んだのはローレルゲレイロ陣営でした!
その差はハナ差、約1cm…

 

ローレルゲレイロはこの勝利で、2009年の最優秀短距離馬に選出されたのです。

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4頭目  ヒルノダムール・2011年天皇賞(春)

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続いて、この馬ヒルノダムールです。

父はマンハッタンカフェ。母はシェアエレガンス

ちなみにダムールとはフランス語で「愛」

 

ヒルノダムールは早くからその素質の片りんを見せており、3歳緒戦の若駒Sでは後に海外GⅠを勝利する女帝エアグルーヴの仔、ルーラーシップを撃破!
クラシック第一弾の皐月賞では翌年のドバイワールドカップを制するヴィクトワールピサの2着に好走しました。

 

明けて4歳。
春のGⅡ大阪杯では、レコードタイムで重賞初制覇を飾る。

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この大阪杯は非常に好メンバーで、NHKマイルカップ勝ち馬のダノンシャンティ。
前年のダービー馬エイシンフラッシュ。

素質が高く評価されており、のちに天皇賞(秋)で2着に入るダークシャドウと錚々たる顔ぶれ。
このメンバーに勝利したことで、名実ともにヒルノダムールは本格化したのです。

 

ただ、続く伝統の長距離GⅠ天皇賞(春)では2000mの大阪杯の鮮やかすぎる勝ちっぷりが逆に懸念されてしまい、7番人気という低評価でした。

 

しかしレースでは、1番人気のトゥザグローリー以下次々と先頭が入れ替わる乱ペースに惑わされることなく中団のやや前を追走。

直線に入ると内から鮮やかに抜け出し、ダービー馬エイシンフラッシュの猛追を半馬身退けて、見事にGⅠ制覇を成し遂げます!!

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長距離は上手い騎手が勝つとはよくいいますが、乱ペースでも冷静に脚を溜めた藤田騎手の好騎乗だったと思います。
父マンハッタンカフェとの親子制覇を飾りました!

 

5頭目  ブライアンズレター・2006年御堂筋S

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この流れならトランセンドじゃないのか?となりそうですが、管理人思い出の名馬であるこの馬ブライアンズレターです。


父はあの三冠馬ナリタブライアン。厩舎はそのナリタブライアンやシルクジャスティスを管理した大久保正陽調教師。

ブライアンズレター自身は準OP勝ちがやっとで、GⅠレースには出走だけで好勝負までは至りませんでした。
そんな彼女でしたが2006年2月、管理する大久保調教師が定年のため引退を迎えます。

 

かつて管理したナリタブライアンの忘れ形見である愛娘は、同週の御堂筋Sに出走することになりました。
そのレースで騎乗することになったのが藤田伸二騎手。

シルクジャスティスでお世話になった調教師さんですし、父ナリタブライアンをスターマンで破ったという奇妙な因縁もありました。

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レースは後方に控え、直線で差し切るという見事な勝利。
当時はまだ、長距離では牡馬相手に勝つ牝馬は非常に珍しく、準OPでもなかなか難しいものでした。


その後ブライアンズレターは故障のため、そのまま引退となってしまいましたが恩師の引退レースを鮮やかに飾った藤田騎手の男気が感じられる一戦だったと思います。 

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ちなみに当時管理人もリアルタイムでこの御堂筋Sを観戦しており、競馬にますますのめり込むきっかけになった思い出の名馬です。

 

【あとがき】

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さて、皆さまにもそれぞれ藤田騎手との思い出がたくさんあると思います。
引退は非常に寂しいことではありますが、引退後もきっと様々な形で競馬界を盛り上げてくれることでしょう。
今回は改めて、藤田騎手の思い出の名馬・名レースを取り上げてみました!!

 

 

ちなみにウマジンによると、札幌で藤田騎手プロデュースの飲食店がオープンするそうですね!
機会があれば皆さまぜひ足を運んでみてはいかがでしょう?
藤田騎手とも会えるかも!?!?

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おわり