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傑作アニメ『四畳半神話大系』の感想とあらすじ【名言・ネタバレも】

どうも!

今回はアニメ『四畳半神話大系』を紹介します!

 

原作は森見登美彦さんの同名小説。これがアニメ化されたわけです。

大学生のあなたも、そうでない人も楽しめる作品となっています。

【あらすじと登場人物】

私は冴えない大学3回生。

バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。

悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの1回生に戻って大学生活をやり直したい!

さ迷い込んだ4つの並行世界で繰り広げられる、滅法おかしくて、ちょっぴりほろ苦い青春ストーリー。

※原作小説のAmazon商品紹介より

 

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主人公の”私”はとにかく冴えないし要領も悪い。

貧乏で偏屈な大学生です。

この私が語り部となり、小説のように長台詞を繰り広げるのが本作の特徴となっています。

サークルに入ってみては苦難に遭遇し、その大学生活を幾度となくやり直します。

 

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この妖怪のような容姿をしているのが”私”の悪友である小津。

私がそれぞれのサークルに入り直したときのパラレルワールドがいくつも存在するのですが、そのどれにも登場し、主人公に付きまといます。

 

数々の悪行をともに行う悪魔のような奴。

何気に物語のキーマンとなる重要人物です。

 

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こちらは主人公が思いをはせる黒髪の乙女。明石さん。

所謂クーデレというやつで、冷静かつ淡泊。

主人公は数々の平行世界で彼女と関わっていきます。

 

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そして小津の師匠である樋口さん。

大学8回生という重鎮で、まさに仙人のような人物。

良くも悪くも、私と小津に多大な影響を与えます。

鴨川デルタでの名言に影響を受けたという視聴者も多いはず。

 

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【感想やネタバレ】

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この作品のタイトルでもある四畳半。

その名の通り、四畳半の狭く汚い下宿に住んでいる貧乏学生が主人公という設定に好感が持てますね

言ってしまえば”私”が明石さんとくっつくまでの苦難を描いたお話です。

ですが、お話のテーマはそれだけではありません。

 

あらゆる可能性や期待に満ちた大学生活をスタートさせた主人公。

しかし、無数にある選択肢からチョイスした生活に対して苦難に直面。自身は不幸だと嘆き、大学生活を何度もリセットするのです。

「あの時ああしていれば」と、存在したはずの並行世界を経験します。

 

しかし、何度やり直しても主人公はまた新たな不満を見つけ出して、まだ最初からやり直すわけです。

結局は本人の捉え方なんでしょう。際限の無い欲望と、可能性という言葉が迷いや後悔を生むのです。

 

作中で樋口師匠が述べていた言葉として

「可能性という言葉を無制限に使ってはいけない。我々という存在を規定するのは、我々がもつ可能性ではなく、我々がもつ不可能性である」

という名言がありました。

ここでいう「可能性」とは私のように現状を巻き戻して、あのとき違う選択をしていたらと夢想するときの可能性を指しています。

 

結局のところ〝私”はどんな選択をしても、結局は似たような顛末にいきついていますからね。

結局は自分自身が変わらなければ、違う平行世界に行こうが、違う選択をしようが意味がない。

樋口師匠は「今ここにある君意外、ほかの何者にもなれない自分を認めなくてはいけない。」とも述べています。

 

好機は常に目の前にぶら下がっている、と言っていた占い師の言葉が示すように、自らの意志で一歩踏み出さないと意味がないのです。

 

そして平行世界のラストでは、無限四畳半の世界に迷い込みます。

そこで普段何気なく一緒にいた小津や樋口師匠たちを失って、その時に初めてありがたさや尊さに気付きます。

占い師の言っていた好機は明石さんのことでもあり、〝私”の周りにある幸せそのものでもあったのかもしれませんね。 

 

自分を見つめなおす、という意味でもこの作品はおススメです。

基本はコメディ調で進みますし、明石さんとの淡い感じの恋物語も乙なものです。

 

というのも、やはり登場人物が本当に個性的だし、憎めないことが大きい。

京大を舞台にしていますので、京都の様々な名所も登場します。

聖地巡礼という楽しみもあり、まさに必見の作品でしょう!!

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