社会のルールを知ったトキ

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【ネタバレ】『恋のツキ』1~2巻まで読んだ感想~高校生と浮気する31歳女について考察~

どうも!今回は漫画ネタ。

『恋のツキ』について!

 

『恋のツキ』は月間モーニングで連載中の作品です。

作者である新田章は、前作『あそびあい』で「このマンガがすごい! 2015[オトコ編]」へランクインした実績の持ち主。

 

この『恋のツキ』。

最近はスマホなどで広告も打っており、私自身も気になっていた作品です。

Kindleで1巻を購入し、そのまま一気に2巻も購入して読んでしまいました。

そこで、感想や考察などを書いてみます。

目次

テーマは「女の浮気心」

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主人公の平(たいら)ワコは31歳。

彼氏とは付き合って4年。同棲して3年。

彼氏は結婚はしてくれそうだけども、どうもマンネリ気味。

 

そんな中「運命の出会い」が…!? 

ひょんなことから見た目も、趣味もピッタリの超タイプの男の子、伊古くんと出合うのです。

 

しかし伊古くんはなんと、高校1年生。

ワコは罪悪感に後ろ髪をひかれつつも、欲望にズルズルと負けてしまう。

というストーリー。

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ワコの彼氏は、結婚を考えて一生懸命働いているのだが、女心が分かっていない。

靴下を脱ぎっぱなしだったりね。

ありがち、ありがち。

 

ふうくんは浮気される側。

責められるのはもちろんワコなのですが、ふうくんも大概問題あり。

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何かとお金出さなかったり、結婚式も出来ないのを棚に上げて「興味ないよね」

そういう不満をうやむやにするワコも悪いけど。

 

女の人はいつでも「トキメキ」が欲しいもの。

その「トキメキ」と言うのは、何も贅沢をしたりする事ではないんですけどね。

 

「ありがとう」と「ごめんね」がふう君(彼氏)には足りない。

お姫様願望の強いワコは、大事にされている感覚が常に欲しいんですが、それが全然無いんです。 

別れるとまではいかないにしても、ささいな不満が積もりに積もった状態。

 

そこに素敵なイケメンとの出会い。

付き合う前のドキドキ感を味わうワコは、ころりと落ちちゃいます。

 もっとも、おっとりしているように見えて貞操観念にイマイチ欠けてるのも、どうかと思いますが。

 

かといって、今さら一人になる勇気もないワコは31歳で結婚適齢期。

どちらの恋を選ぶのか…

 

考察(ネタバレあり)

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さて、考察。

本作では、浮気相手をあえて15歳の学生にしていると思います。

そうでないといけない理由があるのでしょう。

 

これが普通の社会人の男が浮気相手だとすれば、浮気の先に結婚という道筋が見えています。

それでは単なる乗り換えにしか過ぎない。

この作品が訴えたいことというか、大事にしているのは、その選択によって積み上げてきた将来(生活)が崩れるという事実です。

 

ワコが伊古を選ぶということは、本編で自覚していたように、その場限りの感情でありその先はない。

人生という長い道筋のなかでは伊古との時間はあくまでも遊びでしかないのです。

それだけ16歳の年の差は大きい。

 

物語の舞台が夏休みというのも大きいと思います。

暇なんだ。結局。

伊古はまだ転校したてで、学校のなかでのコミュニティに属していない。

相手は31歳のお姉さん。しかも趣味も合う。リードしてもらえる。

そりゃ好きにもなるでしょう。

 

でも、それって…

ねえ…

伊古が24歳のとき、ワコは40歳。

それでも愛します!と力強く宣言していたけど、今なら何とでもいえますよね。

 

でも現実はそうはいかない。

確実に老いる。その事実をまざまざと見せつけられる。

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もしもふう君(彼氏)と別れて伊古くんを選ぶとなると、新しい彼氏は高校生です。

ワコはというと、31歳独身。しかもフリーター。

 

それが妥協して今の彼氏を選ぶと、結婚という幸せの形は手に入る。 

結婚して、子供を産んで、そんな”当たり前”の選択。

それが正解とは必ずしも言えないところが、難しいところですね。

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ちなみに1話冒頭では、レアもののガチャガチャに固執するワコが描かれています。

きっと、これはメタファーなのでしょう。

 

彼女はせっかくレアものを引き当てても、それを反故にした。

欲しかったのは、物ではなく、レアものを自分の物にした達成感。

 

伊古くんへの気持ちはどうなんだろうか…

おわり。

3巻の感想記事はこちら