社会のルールを知ったトキ

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「自分で考えて、自分で行動する」有能なスタッフを育成するためのマネジメント論

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どうも!こばやしです。

今回は仕事ネタ。部下育成についてです。

 

私は職場では一応、6~7人のチームを束ねるリーダーポジションにいます。

そのなかで、いつも頭を悩ませるのが部下の育成…

 

指示をただ待つだけで、自分でどうしたらよいかを考える力が足りないスタッフが、けっこういるんですよね。

そんな部下に対して、リーダーはどうあるべきか。

今回はそんなお話。

目次

 

リーダーとして必要なことは

優れたリーダーは旗を掲げるだけ。

組織の方向性を示すことが、リーダーの役目。

その後は、周りが働いてくれる。

これは、インベスターZという漫画のなかで登場したマネジメント論である。

組織の一員が自分で何をすべきかを考え、自ら実践し、トライエラーを繰り返すことが理想としている。

リーダーはそれを促すだけではなく、可能になるようなシステム=環境を構築することが肝要だとも書いてあった。

 

また、同著では、ベンチャービジネスで企業しようとする若者に必要な要素としてこう語られている。

 

たった一人の力じゃなにもできない。いろんな人の力を借りて…仲間と共に頑張る。

その前にまず自分が人一倍頑張る…

こちらも大事なことであり、一見すると最初の言葉と矛盾するようで、矛盾していない。

いくらリーダーが優れたビジョンを掲げたとしても、人に仕事を任せっぱなしにするような人間には周りはついていかない。

自分たちのために頑張ってくれる。必死になってくれると実感して初めて、スタッフはリーダーについていこうと考えるのである。

 

人は論理のみでは動かない。

感情で動く生き物であるからだ。

そのうえで、スタッフが自ら問題意識を持ち、改善するための行動を実行するように育ってくれれば最高である。

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自分で決めることを意識させる

しかし、そう簡単にはいかないのがマネジメントというものだ。

言われたことだけをするのは実に簡単だし、楽だ。

よって、自ら考え、行動するような人材というのは中々育ってくれない。

 

何故なら、自ら行動するというのは決断を伴う。 

そして、人は決断することを嫌う生き物だ。

大事なことを決めるときこそ、他者に意見を仰ぐ。

そして決断の決め手になるのは、往々にして権威なのだ。

 

誰々が言っているからこうしよう。

昔からこう言っているから、そうに違いない。

といった類だ。

 

自分で調べて、そのうえで情報を咀嚼し、決断する。

その一連の動作を避けようとする人間は多い。

 

私自身、上司からよく言われたのが、「どうすべきかではなく、どうしたいかで考えろ」ということだ。

どうすべきというのは、周りの目線から考えた行動であり、どうしたいかは能動的な要素が大きい。

 

自分でどうしたいかを決めることは、慣れていないと中々できない。

意識の訓練が必要である。

 

 

また、リーダーというのは決断する場面に直面することが多い。

 

船頭多くして船山に上ると言うが、いくら会議などをして意見を摺り合わせても、イノベーションを起こすことはできない。

お互いの意見から妥協案を見出すことに何の意味もないのだ。

 

アイデアを多くの人間から出し合うブレインストーミングという手法は、あくまでもアイデアを募るという所までは有効だし、スタッフに「自分の意見を持たせる」という意味では必要だろう。

しかし、そうして出たアイデアをまとめるのに、人数はいらないのだ。

 

優れたリーダーが、これ!と決めてしまっていい。

もちろん反発はあるだろうが、これを恐れていてはいけない。

革新的なサービスやシステムというのは、他人と違う価値観から生まれるものだからだ。

 

そして決めたことを、しっかり行動に移す。

リーダーがしっかり決めて、実際に行動する姿を部下にしっかり見せてあげることだ。

子は親の背中を見て育つというが、それは部下も同じであろう。

 

意見を否定しない

また、重要なのは、スタッフが出した意見や考えをしっかりと承認してあげることだ。

意見を発することに慣れていないような人は、やはりビクビクしながら発言する。

たとえ不十分な内容であっても、そこで出鼻をくじいてしまうと、もう意見など発さなくなってしまう。

 

兎にも角にも、承認である。

まずは自分の考えを発言してくれたことに、礼を言おうではないか。

そのうえで、不十分な要素を改善するためにどうすればいいかを一緒に考えていこうと促すことだ。

この手法はコーチングと言われており、部下育成論では常套手段ともいえる。

 

こうして少しずつ、スタッフひとりひとりが問題に対して能動的に向き合い、改善の工夫を行うような思考を育てていく。

 

教えるのはスキルや手法だけではない。

物事や仕事に対する考え方を、ひとつひとつ教えていかなくてはいけない。

時間はかかるが、「自分で考えて、自分で行動する」有能なスタッフを育成するためにはそれが一番の近道ではないだろうか。

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