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【ネタバレ】『恋のツキ』最新4巻の感想・考察~ワコの決断…そして運命の再会!?~

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今回は漫画ネタ。

「恋のツキ」の最新4巻の感想と考察です。

 

この『恋のツキ』は月間モーニングで連載中の作品です。

一時期はスマホなどで広告も打っており、知っている人も多いかもしれません。

12月21日に発売されたばかりの4巻を速攻で読みましたので、さっそく感想や考察などを書いてみます。 

  

目次

 

前回までのあらすじ

主人公の平(たいら)ワコは32歳。

仕事もなく、貯金も大してないなか、三年同棲している彼氏・ふうくんがいるにも関わらず、高校生・イコくんとの「秘密の恋」を謳歌していた。

 

一緒にいると楽しくて愛おしくて仕方ない、イコくん。トキメキなんてなく、惰性の恋だけど社会人のふうくん。

だけど二股なんて、ずっと続けられるわけがないけど、32歳の「いい歳」のワコには、ふうくんと別れるなんて考えられなかった。

 

そんな、仕事もなく貯金もたいしてない、迷える崖っぷち三十路女がついに別れを切り出して…

 

ふうくんに別れを切り出す…

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3巻のラストでは、ついにふうくんに別れを切り出したワコ。これは正解だと思う。

前回の記事でも書いたが、ふうくんは実際のところ"変われない”のだから。

 

お金にルーズなところや靴下出しっぱなし、とか、些細なことだけどワコにとって大事な積み重ねを疎かにしてきた。

一度、高校生に浮気されて反省?したはずなのに、習慣というか、彼の本質なのか、すぐに元通りになってしまう。

 

まあ、ワコも自分で言っているように、ないものねだりをしている部分もある。

王子様のような要素をふうくんに求めるのは、ちょっと酷だから。

 

そうしてワコはふうくんと生活していたアパートを出てゆく。

荷物をまとめているワコに対して、ふうくんが「やり直したい」と迫る場面は前半のハイライト。

「もう、ふうくんの 気持ち良くない…」と返すのはキツイものがあった。

こんなん彼女に言われたら、泣くに決まっている。

 

そしてワコは安いアパートを見つけ、引っ越すわけだが、イコくんはというと…

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サカキとの青春…ワコの居場所は?

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イコくんは、3巻で話しかけてくれた女の子「サカキちゃん」をきっかけに、映画好きの同級生と友達になっていた。

文化祭の準備という、まさに青春真っ只中。

 

サカキちゃんはどうもイコくんを異性として意識している。そりゃ当然。

32歳の大人と恋愛している男子なんて、他の男子とは一線を画している。漂っているオーラというか、立ち振る舞いだって大人びているだろう。

 

しかしながら、イコくんはというとワコ一筋。

元が誠実な男だし、まだイコが「いい歳」であるという意味が理解できない。

二人が付き合っている事実を、世間がどういう見方をするか理解していない。

 

ワコはというと、彼らが文化祭の準備で仲睦まじくしている間に、田舎から上京してきた姉に説教をされていた。

高校生と付き合っていることはもちろん秘密。まだ結婚とかは焦っていないということにした。

 

しかしワコの姉は"それは甘い”と指摘。

妊娠して子供を作ることは、いつまでも出来るわけではない。生きた証を残すこと、自分のことを思い出してくれる人が誰もいなくなることは嫌だと…

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その説教のあとにこれである。

イコのスマホが水没し、連絡が取れなくなったため、ワコはイコの高校の文化祭当日に会いに行ったのだ。

 

サカキちゃんが、イコくんのことを好きなのは、ワコにもすぐ理解できた。

もちろん、嫉妬の炎がメラメラと。

 

忍び寄る不安と現実。

世間では、32歳の大人が17歳の子供と付き合う行為は『淫行』であり、犯罪なのだ。

高校という空間は自分の居場所ではない。別の世界であることを痛感したワコ。

 しかしワコを支えるものは"それ”しかなかった。何も、残っていないのだから。

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嫉妬と寂しさ…追い詰めてゆくワコ

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再会した二人。ワコは引っ越し先の住所を書いたメモを、イコくんに渡すことができた。

ふうくんと別れたことで、すぐにイコくんは交際を申し込む。

 

しかし、高校生の眩しさと現実を思い知ったワコは、劣等感に苛まれていた。

イコくんの申し出にも、素直に喜ぶことができない。本当に不安に思っている気持ちも、結局最後まで伝えることが出来なかった。

 

イコくんが魔法から解けることが、怖かったのだろう。

32歳と付き合うことの意味や、未来の無さを理解されて、それでも自分が好きと言ってくれるのだろうか。

 

そんな恐怖から、本音を打ち明けることができない。まあ、この気持ちは理解できる。

きっと、しっかりと相手に不安や恐怖の根源を伝えることが"正しいこと”なのだろうけど、それが出来ないのがワコなのだから。

 

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そういったワコの悪癖を象徴するシーン。

イコはトイレの電気をつけっぱなしにする癖があった。

それを不満に思っているワコは、もちろん注意する。しかし何度も繰り返されていくと、こういう顔をするわけだ。

 

これが積もり積もって、決定的な亀裂に結び付くわけだけど、今回の彼女は少し違った。

トイレのドアに、注意を促す張り紙を貼ったのだ。なんて前向きな進歩だろう!!

 

順調かに見えた二人だったが、この漫画はそんなに甘くない。

ワコが見つけた派遣の仕事も、これが大変そうで。

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彼女にとっての"居場所”とは到底言えるものではなかった。

友人といえたリサさん夫妻(1巻冒頭でいっしょにガチャガチャをしていた彼女)とは、ふうくんと別れたことで疎遠になっているだろうし、映画館のバイト先のそばかすちゃんとも遊んでいる描写がない。

 

彼女の生活にとって、本当にイコくんしか笑える場所というのが無いのだ。

しかし、イコくんは自主作成の映画をみんなで作るという。

そうなってくると、ワコとの時間は少なくなってゆく。バイトも増え、同級生と過ごすことも多い。

さらに、そこには文化祭でいた「サカキちゃん」もいるのだから。

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不安と寂しさに追い詰められてゆくワコ。

もちろん、こういった精神状態をイコくんには打ち明けることが出来ない。

 

愚痴を吐き出す相手もいない。

気晴らしにと、1巻のように街でガチャガチャを回すのだが…。

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元カレとの再会…そして5巻予告

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こぼれたガチャガチャを拾ってくれた相手は、なんと過去に浮気されて別れた元カレだった。

随分と小綺麗になっており、経済的にも余裕があるように思える。

 

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昔はこんなふうに、だらしがない男だったのだが。

5巻の予告を見る限りでは、このまま飲みに行ったのだろう。

そして、体を重ねたのであろう。

 

つくづく、どうしようもない漫画だと思う。

ここまではワコが苦しみ続ける描写を続けておいて、最後にこれ。

寂しさを埋める救いであるといえばそうだが、安易にワコを幸せにしないのが、この漫画なんだよな。

 

ワコを悪者に描写しているけど、ただ、けっこうこういう形での浮気ってありふれているんじゃないかな。

寂しさや不満が、チリのように積もり積もって、ひとりでは支えきれなくなった瞬間に、こうやって甘い誘いの手が差し伸べられる。

 

これはマンガだから、こんな運命の再会みたいな描写だけれども、世の悪い男というのは独特の嗅覚を持っている。

こういう寂しさに侵入された女を、いとも簡単に落とすんだな。これが。

 

他に居場所がなく、年齢差から来る焦燥感という、ワコのシチュエーション自体は限定的だけれども、心理としては一般的だと思う。

あえて限定的な設定をすることで、うまくオブラートに包まれているところがミソなのかもしれない。

 

とにかく、5巻が待ち遠しい。

てっきり4巻で完結すると予想していたので、これは嬉しい誤算だ。

また半年待つと思うと気が遠くなるが、とても好きな作品なので気長に待とうと思う。

おわり!

1~3巻までの感想記事はこちら