ハリネズミの幸せ

乃木坂46・女子アナの画像まとめ

【ネタバレ】『恋のツキ』最終巻7巻の感想・考察~ついに完結!ワコが選んだ道の結果は~

今回は漫画ネタ。

「恋のツキ」の最終巻7巻の感想と考察です。

 

この『恋のツキ』は月間モーニングで連載されていたの作品です。

実写ドラマ化もされた話題作。

 

6月21日に発売されたばかりの最終巻7巻を速攻で読みましたので、さっそく感想や考察などを書いてみます。 

前回までのあらすじ

仕事、結婚、妊娠…。30代派遣社員・ワコの葛藤の日々。
圧倒的にリアルで繊細な心理描写が乾いた心を強く揺さぶる、
一人の女性の「恋」と「選択」の物語、ついにフィナーレ。


叶わない夢は諦めるべき、やりがいのある仕事につくべき、“適齢期”は結婚にふさわしい相手と付き合うべき…
世の中の「当たり前」に縛られて、私たちは、大切なことをときどき見失う。
自分が、本当に好きなものって、何だったっけ?
私は、この人と結婚したいんだっけ? そもそも「結婚」をしたいんだっけ?
……いろんな選択を迫られる30代のワコは、「自分自身」を取り戻せるのか?
一人の女性の「恋愛」と「選択」を描いた、大人の心を震わせる傑作ついに完結!

※Amazon商品の説明 内容紹介より引用

 

■過去の感想記事はこちらからどうぞ

恋のツキ の検索結果 - ハリネズミの幸せ

 

イコから告げられた別れ

イコからついに別れを告げられたワコ。

イコは好きな人ができたというが、具体的なことは何も答えてもらえない。

サカキのことを好きになったのでは!?と問いただすも、『まだ 話もしたことない人です』と良くわからない返事。

 

そんなイコに対して、ワコを感情を爆発させてしまいます。

『前の彼氏を振って、イコくんを選んだんだよ?30過ぎてるのに』

 

そんなワコの激情にも、年なんか関係ないと、噛み合っていないイコ。

結局は、自分がずっと本音を言えていなかったことが、最後まで響いていた印象かな。

 

この場面だと、別れた後も、イコにLINEで連絡を取るシーンが好き。

事務的な話題ではあったものの、非常に素気ない返事しかくれないイコに対して

『もっと言いたいことはないの!?私はまだイコくんのこと…』

と、いきり立つのだが…

 

ここで、自分がふうくんを振ったときのことを思い出す。

どれだけやり直したいとすがっても、冷めてしまった心には絶対に響かないことを、自分が一番わかっていたはずだから。

 

そのことに気が付いて、初めてワコは、もう取返しが付かないことを自覚したわけだ。

スポンサーリンク

ただ、イコくんはもうちょっと説明が欲しいなーって感じた。

読者としては、前巻あたりから別れの予兆を感じていたから、まあ納得っちゃ納得だけれども。

失恋から立ち直れないワコ

失恋して、髪を切るというベタな展開。

そこで出会ったコーヒーショップ。テイクアウトして持って帰るころには冷めてしまった。

大丈夫。いつかこうなるってどこかで覚悟してた…というワコのモノローグは、コーヒーと“かかっている”のかなと思う。

 

どれだけ熱くておいしいコーヒーも、時間が経てば冷めて美味しさは損なわれる。

恋愛も、冷めてしまうと…

 

その後ワコは、心にぽっかり空いた穴を埋めるために、資格試験の勉強に没頭する。

派遣仲間の照井さんと仲良くもなりながらも、結果、試験には不合格。

 

そんな矢先に、またしても土屋くんと急接近するワコ。

自宅で一緒に映画を観ることに。

 

お酒も入っていて、何だかんだで二人はそんな雰囲気に。

しかし、すんでのところでワコは行為を拒否。

 

この場面の、『土屋くんとこのまま付き合って、もしかしたら結婚するのかと思ったら急に怖くなった…』だけど、これはワコが成長した証だと思う。

 

今までのワコだったら、何となくで流されてしまっていたんじゃないかな。

迷ったり、悩んだり傷ついていくなかで、自分で自分の将来を進むビジョンというものを考えた?のかなと思った。

前に進むことを決めたワコ

母が倒れたという連絡を受け、急遽、地元に戻ったワコ。

実際には大したことはなかったのだけれども、母親に悩みを打ち明けることができた。

 

結婚、出世。

何もかもうまくいかず、自己嫌悪に陥っていたワコだったが、やはり母親。

しっかりと認め、褒めてくれる。

 

この場面は泣かしてくる。

親の気持ちって、やっぱりこんな感じなんだろう。

 

心が晴れたワコは、土屋くんとは決別することを決めたのだった。

流されたり、過去に囚われたりすることをやめたんだろうね。

スポンサーリンク

 

その後、照井さんと一緒に雑貨店に行ったワコ。

この一連のシーンで象徴的だったのが、マグカップの購入だ。

 

1巻ではガチャガチャを回して、自分に運が巡って来た瞬間を実感したいとか言っていたワコ。

ここでは、本当に自分が欲しいと思ったもの。価値を感じたものを大事にしたいという、全く別の価値観で行動している。

 

それは、世間が言う、結婚や子供といった当たり前の価値観ではなく、自分が大事にしたいと思った気持ちを尊重していきていきたいということ。

それがやっと、ワコのなかでハッキリしたのだ。

数年後…

リサさんが久しぶりに登場。

家庭もあり、子どももいる。

 

そんな当たり前の幸せを手に入れたはずのリサさんだったが、妊娠中に夫が、夜の店で病気を貰ってくるという修羅場。

それでも離婚していないのだけど、こういう夫婦ってけっこういるよね。

 

もちろん、子どもがいるから経済的に簡単に離婚できないというのもあるけど、夫婦の間の価値観というか考えは、その夫婦にしか本当の意味では理解できないもの。

 

当たり前は、その当人の価値感であって、大多数かどうかは正しさとはリンクしないんだなあ。

 

そして、ラストはなんとイコくん再登場。

しかも、ワコと再会してまた付き合っているという展開。

 

これはちょっとご都合主義でないかな?

何はともあれハッピーエンド。

『あそびあい』のようなほろ苦い展開を予想していた人間としてはビックリさせられました。

最終巻 7巻を読み終えて

人生の「賭け」。

確かに人生は幸も不幸もどちらもあるわけで、不幸にあたったからって落ち込まずにそれを楽しむくらいの軽やかさは持っていたいね。

 

ラストは賛否両論あるだろうけど、ワコが飲み会で自分の意見を言えるようになったこととか、好きなことを相手に左右されないで決めている姿はやはり成長したなーと感じた。

スポンサーリンク

 

『負けてもいい賭け』、そう断言できるような決断って、けっこう難しいと思う。

そんな風に考えられるようになったことや、イコとの出会いはとても尊いもの。

 

あと、最後のおまけマンガに山下と宮田、あと小さい頃の小谷が出てたね。

同じ新田章作品の『あそびあい』読者にとって、ちょっと嬉しいポイントだったな。

恋のツキ 過去の感想記事はこちら